【集中できない小学生へ】勉強にはリラックスも必要!ストレス解消で効率UP

集中力を維持して勉強するのって大人でも大変ですよね。これが小学生であればなおのことです。集中力が途切れた状態で机に向かっていても効率は悪いだけです。そこで今回はリラックス方法を取り入れて効率的に勉強を進める方法をお伝えします。

勉強にストレスはつきものですが、あまりにストレスを感じすぎると勉強に対する意欲が低下し、効率が悪くなります。勉強以外の事にも言えることですが、ストレスと上手に付き合っていくことが必要です。そこで、今回は勉強の合間に上手にリラックスタイムを取り入れるやり方を紹介します。集中力が続き辛い小学生のお子様でも大丈夫!リラックスすることでストレスを軽減し、集中力を高め、学習効果を向上させることができます。では、その方法をこれから詳しく説明していきます。

勉強のストレスが続くことで小学生に起きる症状

小学生のうちは勉強に対して大きなストレスを感じることがあります。例えば勉強すること自体のストレスです。好きなことやテレビなどを中断して勉強しなければならないときは誰でも勉強するのが億劫に感じてしまうでしょう。また、勉強に取り掛かっても分からない問題にぶつかったり、苦手な単元等、思うようにはかどらないストレスもあると思います。そうなってしまった場合、真面目なお子さんであれば分かるようになるまで長い間勉強に取り掛かってしまうかもしれません。

一概にそれが悪いとは言えませんが、このようにお子さんの勉強に対するストレスが長く続いてしまうと、心身にさまざまな症状を引き起こすことがあります。
例えば、注意力散漫やイライラ、頭痛や腹痛、さらには睡眠不足などが挙げられます。これらの症状は学習効率を低下させるだけでなく、子どもたちの全体的な健康にも悪影響を及ぼします。

関連記事:勉強のストレス、みんなどうやって発散してる?おすすめストレス発散法

勉強には気分転換が必要

このようなストレスへの対応の一つとして、気分転換をうまく取り入れることが必要です。

小学生が集中できる時間

小学生の集中力は一般的に30分から45分程度続くと言われています。小学校の授業時間も1コマ45分になっていますよね。

ただ実際の集中力はこれより短く、学年別に見ていくと、小学校低学年では15分、小学校高学年でも30分程度が目安だと言われています。
無理に長時間勉強させるのではなく、この時間内で効率よく学習を進めることが大切です。集中力が切れたと感じたら、適度な休憩を取り入れるようにしましょう。

関連記事:親御さん必見!試験や受験期間中にストレスを与えない方法

気分転換のリラックスタイムを取り入れる

そこでまずは15分勉強して5分休憩する方法を試してみましょう。机に向かい、教科書を開いて勉強することへの意識付けが目的です。物足りない感じがして、もう少しやろうかなと勉強時間を延ばしたいかもしれませんが、15分勉強して5分休憩を何セットか繰り返すようにして、勉強時間を延ばすのではなく、5分休憩の後に再度、集中して勉強するといった決まりを守り実践することが重要です。集中力の高め方と、オフからオン、オンからオフといった勉強脳のスイッチの入れ方の練習にもなります。

特に小学校低学年の間に、こうしたメリハリをつけた勉強方法を取り入れる事で、勉強脳へのスイッチの切り替えを強化することができます。
勉強を続ける中でこうした休憩時間を取り入れることは、ストレスを軽減し、集中力を維持するためにも非常に重要です。短い休憩を挟むことで、脳をリフレッシュさせることができます。

また小学校低学年の間は、親御さんが付き添い時間を計り一緒になって勉強することも、とても大切ですので、お子さんが15分間しっかり座って勉強が出来る環境作りや努力を存分に褒めてあげるのも勉強好きなお子さんにする大切な教育方法でもあります。

関連記事:中学生になって勉強嫌いになった?勉強嫌いの原因と親御さんもできる対策方法

リラックスタイムには何をしたらいい?おすすめの過ごし方

リラックスタイムの過ごし方

リラックスタイムには以下のような活動をして短い間でもリフレッシュできるようにしましょう。

軽い運動

同じ姿勢で勉強していると、知らず知らずのうちに体も疲れてきています。しっかりと運動をして体の疲労も回復するようにしましょう。

  • ストレッチ: 体全体を伸ばす簡単なストレッチを行うことで、血行が良くなり、体がリフレッシュされます。肩や首、背中を軽く伸ばすだけでも効果的です。
  • その場ジャンプ: その場で軽くジャンプをすることで、心拍数が上がり、エネルギーが補充されます。

深呼吸や瞑想

長い間同じ問題について考え続けた後は一度意識をそれから遠ざけてシャットダウンしてみるのも良いでしょう。

  • 深呼吸: 静かな場所で目を閉じて、ゆっくりと深呼吸を繰り返します。3秒かけて鼻から息を吸い、3秒かけて口からゆっくり吐き出します。これを数回繰り返すことで、リラックス効果が得られます。
  • 簡単な瞑想: 椅子に座り、目を閉じて、5分間だけ自分の呼吸に集中します。雑念が浮かんできたら、再び呼吸に意識を戻すようにします。

好きなことをする

まだ小さなお子さまにはこちらの過ごし方もおすすめです。

  • 絵を描く: 小さなメモ帳やノートに、思いつくままに絵を描いてみましょう。絵を描くことで創造性が刺激され、リフレッシュできます。
  • 音楽を聴く: 好きな曲を1~2曲聴くことで、気分が上がりリラックスできます。短いプレイリストを用意しておくと便利です。
  • 本を読む: 好きな本を数ページ読むことで、気持ちが落ち着きます。お気に入りの本を手元に置いておきましょう。

集中して勉強した後には軽い運動がおすすめ

小学生や中学生の受験生を抱える親御さんの中には、お子さんが大丈夫かなと心配するほど、勉強に熱中している瞬間ってありませんか?そんな時は脳がフル稼働していたので、お子さんの体も精神疲労が溜まっています。そのため、脳をしっかり休ませるということが大切になります。

強く集中していた脳や気分をリフレッシュさせるには、軽い運動が有効的ですので、少し軽めのジョギングや散歩をして外の空気に触れる事がリフレッシュ効果にも脳の記憶の定着にも効果的です。
また、休憩をした後も、脳がリフレッシュしているので勉強がはかどるといったことも多くあります。
ただし、思いっきりランニングなどで汗をかいてしまうと、逆に脳だけでなく肉体的疲労により、眠気の原因にもなるので注意しましょう。

関連記事:中学受験生にベストな睡眠時間は?必要な睡眠時間と睡眠不足のデメリットとは

勉強へのリラックスタイムの取り入れ方まとめ

小学生が勉強に集中するためには、適度なリラックスタイムを取り入れ、ストレスを解消することが重要です。集中力が持続しない状態で無理に勉強を続けても効率が悪く、むしろストレスを増やすだけです。

効果的な勉強を進めるには、適度な休憩を取り入れ脳を休ませることが重要となります。身体を動かす運動や、短時間の入浴などのリフレッシュ方法を取り入れ、眠気に繋がらない程度で、疲れを取るリラックス方法を選びましょう。勉強をやりすぎて集中力がきれてしまい、やっている気になる勉強は無駄な勉強法ですので、メリハリを付けた勉強法で効果的に学びましょう。

また保護者の方が子どものリラックスタイムをサポートすることも非常に大切です。一緒に時間を計りながら休憩を取り、勉強の進捗を見守ることで、子どもたちは安心して勉強に取り組むことができます。適度なリラックスタイムを取り入れながら、お子様の勉強が効果的に進むようにサポートしてあげてみて下さい。ストレスをうまくコントロールしながら勉強を続ける方法を学ぶことも、勉強の習慣化のためには大切になります。。勉強の合間に気分転換をはかることで、学習効率を高め、健康的な学習習慣を身につけていきましょう!