長崎県の高校入試の仕組み
(令和8年度)
特別選抜
全日制課程及び定時制課程昼間部で各高校の希望に応じて自己推薦①と自己推薦②の両方又は自己推薦②のみが実施されます。特別選抜の募集定員は全募集定員の15%以内(1学年2学級以下の高校は15名まで)の範囲で各高校が学科別に定員を定めます。ただし、下記の自己推薦①は特別選抜による定員の3分の2を超えないものとします。
●自己推薦①の志願資格…文化・スポーツを含む主体的な活動で顕著な実績を持ち、かつ当該校に進学する強い意志を持ち、学校の求める生徒像に合致する生徒。
※県外からは志願できません。受検上の通学区域は県全域です。
●自己推薦②の志願資格…文化・スポーツを含む主体的な活動で顕著な実績を持ち、かつ当該校に進学する強い意志を持つ生徒。受検上の通学区域は長崎県立高等学校の通学区域に関する規則によります。
※出願要件は各高校によってそれぞれ定められます。
一般選抜
全募集定員から特別選抜の合格者数を引いた数が募集定員となります。
選抜は学力検査(国語・社会・数学・理科・英語 各50分)に加えて面接、調査書その他必要な書類、調査書その他必要な書類、学力検査、面接について、各高校でそれぞれの比重を定めて行われます。
帰国生徒・外国籍生徒を対象に、志願者の希望があれば、日本語習得状況や学校制度の違いに配慮し、日本語または外国語(英語・中国語)での作文や面接を行うことができます。なお、定員は実情に応じて、募集定員を超えて若干名の受け入れとなります。
- 長崎県の内申書の評定
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中学1年生の成績 |
中学2年生の成績 |
中学3年生の成績 |
9教科×5段階 |
9教科×5段階 |
9教科×5段階 |
チャレンジ選抜
チャレンジ選抜とは丁寧できめ細やかな指導を行っている学校で夢や目標を実現したいという意欲に応える新しい選抜です。受検上の通学区域は県全域となります。
主に離島・半島の少人数実施校で実施されます(一般選抜の結果、定員が充足している学校は実施されません)
※志願資格は、公立高校に合格していない生徒になります。ただし、一般選抜で受検した学校には志願できません。
- チャレンジ選抜実施校
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- 宇久高等学校
- 島原高等学校
- 諫早東高等学校
- 猶興館高等学校
- 松浦高等学校
- 対馬高等学校
- 豊玉高等学校
- 上対馬高等学校
- 壱岐高等学校
- 五島高等学校
- 五島南高等学校
- 奈留高等学校
- 大崎高等学校
- 西彼杵高等学校
- 国見高等学校
- 小浜高等学校
- 口加高等学校
- 川棚高等学校
- 波佐見高等学校
- 北松西高等学校
- 上五島高等学校
- 中五島高等学校
- 島原農業高等学校
- 北松農業高等学校
- 西彼農業高等学校
- 鹿町工業高等学校
- 島原工業高等学校
- 島原商業高等学校
- 壱岐商業高等学校
- 長崎鶴洋高等学校
- 平戸高等学校
- 五島海陽高等学校
- 島原翔南高等学校
定時制課程(昼間部を除く)に
ついて
定時制課程(昼間部を除く)の選抜は、Ⅰ期・Ⅱ期に分けて同じ学校で実施されます。Ⅰ期の定員は募集定員の70%とし、Ⅱ期はⅠ期の合格者を除いた人数を定員となります。
通信制課程について
通信制課程の選抜は、提出書類の審査によって行われます。
連携型中高一貫教育について
入学願書、課題レポート、作文・小論文、面接の結果をもとに選抜を行います。日程は全日制・定時制昼間部の一般選抜に準じます。
離島留学特別選抜について
願書、調査書、志願理由書、検査(特別選抜に準ずる)をもとに選抜します。定員に満たない場合は、合格者を除いた人数を再募集し、一般選抜に準じて実施します。
美術・工芸科特別選抜について
願書、調査書、志願理由書、実技などの検査結果により選抜します。定員は学科の全募集定員の60%以内で高校が定めます。一般選抜での定員はその残りとなります。