勉強は目標を立てて臨もう!目標の立て方を解説!

2018年11月14日

勉強する気はあるのに進まない。勉強してもなかなか成果が出ない。そんな悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。勉強を効率よく進め、成果を出すためにはむやみやたらに勉強していてはいけません。重要なのは目標をしっかり立てることです。しかし、ひとくちに目標と言っても、漠然としていたり細かすぎたりすると上手くいかないものです。ここで効果的な目標の立て方を「短期目標」と「長期目標」に分けて説明します。
 

【短期目標】まずは目に見える範囲を目標にしよう

短期目標は、簡単に言うと、最終的な目標達成のための通過ポイントです。
ゴールへと向かうためには、自分の実力と目指す目標とのギャップを分析し、道筋を明らかにする必要があります。遠すぎる目標はやる気をそいでしまうことにもなりかねません。目に見える範囲、手が届く範囲で短期的な目標を設定することが大切です。
 
短期目標の具体的な立て方は、以下のとおりです。

① 模試や検定試験などで自分の実力を知る

自分の実力を知ることで、弱点分析と弱点フォローができるようになります。勉強を始めるにあたって、現在の自分の位置を明確にしておきましょう。具体的に目的の試験があるのであれば、過去問などを試しに解いてみることをオススメします。
 

② 目指す目標と期間を書き出し、そのギャップと残された時間を確認する

目標と期間をはっきりさせておくのも大切な作業です。可能であれば、いつも目に見えるところに貼っておきましょう。①で知った自分の実力と目標を比べて、残り何点必要でどの分野を補うべきかを確認します。また、目標達成までの残り期間から、1日・1週間・1ヶ月でどこまで実力アップするべきなのかを割り出す必要があります。
 

③ まずは1日単位の勉強量を概算する

まずは1日単位で計算しましょう。1日でこなすべき量が分かっていると、毎日の勉強も迷うことなく進めることができます。このとき、今日中にしなければならない教材や問題集を机の上に出しておくのがオススメです。1日の量を達成したらカレンダーや手帳に丸印をつけるなど、「目標を達成した」成果が目に見えてたまっていくようにするとやる気も継続します。
 

④ 1週間程度で達成可能な目標を立てる

1日単位の勉強目標は継続し、さらに1週間程度の目標を追加します。ここでは勉強量と言うより、勉強をした成果を設定する必要があります。つまり、具体的な点数や弱点分野の正解率などを目標として掲げましょう。
 

⑤ 目標達成する実績を積んだら、やや中期的な目標を立てる

「短期目標を達成する」習慣をつけたら、もう少し中期的な目標を立てましょう。ここでは①と同じように、まずは自分の立ち位置を明確にしておきましょう。最初からどのくらい進歩しているのか確認して、必要であれば勉強方法を修正することもできます。実力を再把握したらやや長めの期間を設定して、どのくらいの成果を出すのか決めましょう。
 

【長期目標】ゴールを明確に設定しよう

長期目標は短期目標を立てる上でも必要です。ゴールが漠然としているとスタートは切れませんが、目標と動機がはっきりしていれば、勉強をやめたくなっても踏ん張ることができます。
 
ただし、長期目標といっても適当に設定して良いわけではありません。実現不可能な目標やすべきことが分からない目標だと路頭に迷ってしまいます。ここで長期目標を立てる上での注意点を確認してみましょう。
 

・何をすべきなのかが分かる目標にする

勉強をする上で「成績をよくする」と目標にしてしまうと、具体的に何をする必要があるのか分からないですよね。「成績をよくする」ために何を行動し、達成する必要があるのか。ここを長期目標として設定しましょう。例えば、「苦手科目を集中的に勉強する」「宿題を必ずする」などがこれに当たります。
 

・目標を数値化する

目標の数値化は達成するうえでの近道だと言えるでしょう。「成績をよくする」ために、何日・何時間勉強するのか、何点とる必要があるのか。数値化の例は「試験で80点取る」「予習復習を2時間する」などです。
 

・最終的な勉強の目的と混同しない

最終的な勉強の目的は「成績をよくする」でもよいですが、長期目標にするときにはなるべく漠然な言葉は避けましょう。目標達成への道筋を誰が見ても理解できるような言葉を使うべきです。つまり、「成績をよくするために苦手な理科を毎日2時間勉強し、試験で80点とる」というように、とるべき行動と目指す成果を数値として明確にすることが必要です。
 

短期・長期目標をどう活用する?

これまで立ててきた短期・長期目標は、実際の勉強でどう役に立つのでしょうか。最後に目標の活用方法を教えます。
 
目標はまず勉強計画を立てるのにも役立ちます。一日の勉強量、短期・中期的な達成目標を立てることで、必要な勉強量と勉強時間を割り出すことができます。それを自分のライフスタイルに落とし込むことで、毎日のどの時間にどのくらいの勉強をすればいいのかわかるかと思います。
 
目標は紙に書き出しましょう。自分はもちろん、誰もが見える位置に紙を貼りだすと、モチベーションアップにもなります。また、家族や友人に進捗状況や短期・長期目標を共有するのも効果的です。「今何のために何の勉強をしているのか」を話すことで、自分の頭の中も整理されます。近くに共有できる人がいなければSNSやブログで整理するのもひとつの手だと言えます。
 

効果的な目標で学習も効率化

勉強を効率的に進めるためには目標を立てることが大切です。目標は変えても構いません。自分の実力を随時チェックして、目標とのギャップに合わせて微調整を行いましょう。目標を立てる上で重要なのは自己分析力ですが、弱点分析や具体的な戦略に詰まったときは、無理に考えずに学校の先生や塾・家庭教師の方に頼ることをオススメします。

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