成績アップを!おすすめの勉強方法を紹介!算数・数学編

2018年08月27日

算数や数学で勉強のつまずきを感じるという、数学系が苦手なお子さんは多くいます。でも、「算数が苦手」と思っているお子さんの中には、苦手なのではなく「正しい解法が分からない」という人が多いのです。
きちんとした解法を知らないまま、苦手だと思い込むのはあまりにも勿体無いです。
算数に苦手意識がある人が、コツを掴むと一気に算数が好きになることは良くあります。
そんな算数・数学の成績アップのために、おすすめの勉強方法をご紹介します。
 

小学生のおすすめ勉強方法は?

算数は、国語と違って曖昧な答えはありませんし、答えが複数あることもありません。問題を解いて行くと必ず1つの答えにたどり着くのが、算数の魅力でもあります。
算数は問題を解く過程で間違えてしまうと、そのまま最終的な解答も間違ってしまいます。では計算間違い、ケアレスミスを防ぐにはどのようにしたら良いでしょうか?
 

・計算間違いを克服するためには?

小学生にとって、算数のつまずきのほとんどは計算間違いにあります。算数は、たとえ途中までの式が合っていても、計算間違いをしてしまえば正解にはなりません。
「算数が苦手」という子のほとんどが計算間違いをしているけれど、間違えたところを復習していないという特徴があります。
算数が得意な子は、やはりたくさんの問題数をこなしています。苦手な子との違いは、その部分だけなのです。
算数が出来るようになるためには、1つでも多く問題を解くことです。
最初は無理をして難易度の高い問題に取り組むよりも、計算問題をたくさん解く事をオススメします。
最初は10問中4問間違えていたとしても、3回繰り返せば全問正解するようになるでしょう。
ポイントは、続けて何度も復習する事です。
学校で習った事を、家で復習すると良いのは、学んだ事を忘れにくくして、解法を自分の脳にしっかりとインプットすることができるところです。
 

・式の作り方をしっかり理解する

算数のもう1つの大切なポイントは、式をきちんと作れるようにする事です。問題を読んで式が導き出せなければ、当然答えは出ません。
小学生も高学年になってくると、問題が少し複雑になってきます。
問題を読んで、どのようにしたら問題を式にできるのかという考え方をしなければ、式を作ることは出来ません。
たとえば、小学生の算数で一番つまずきやすい箇所とも言える「距離と時間の問題」があります。誰がどれくらい時間がかかるのかなど、文章をまず頭の中で整理して、その後式を作っていく作業があります。
また「みはじの法則」など、人生の中で初めて出会う知識を学ぶのも、小学生の算数です。1つずつの事柄を十分理解しなければ、式を導き出すことも出来ません。
まずは、式を導き出すまでのプロセスを考えられるようにすることが、算数が得意になるポイントです。
一人で考えるのが難しい場合は、教え方が上手な塾や家庭教師の先生から理解出来るまで学ぶと良いでしょう。
 
 

中学生のおすすめ勉強方法は?

中学になると算数は数学という「数の学問」になるので、子どもたちも急に難易度が上がるように感じます。
特に、小学生の頃算数が苦手だったというお子さんは、最初から数学に苦手意識を持っています。
そのため、算数が苦手だった子にはまず、学ぶ姿勢を整えてあげることも大切です。中学生になったら、「新しく数学を学ぶ」という意識付けをしてあげましょう。
 

・分からなくなったら、1つ前の単元に戻る

数学は一度わからなくなると、その後ずっとわからなくなってしまう可能性があります。数学に関しては、出来ればしっかり中学1年生のスタートから対策をしておきたいところです。
もし学年途中や中2、中3で分からなくなった場合は、中学1年のスタート時の単元まで戻って復習する方が良い場合もあります。
分からなくなったら、1つ前の単元に戻る、そこでも分からなかったらもう1つ前の単元に戻るという学習を繰り返して行くと「ここまでは理解できていたんだよな」というところに行き着きます。わかる場所から、もう1度自分の目線で復習し直すと、必ず理解できるようになります。
中3の受験前になって、数学が突然とけなくなる人も、中1のスタートまで遡って勉強すると、どんな問題も解けるようになります。
焦って先へ進むのではなく、前に戻って復習しながら学び直して見ましょう。
 

・国語の理解力も必要になる

数学と言えば計算や数学的考えと思われがちですが、中学生以降は数学も文章問題が大きなウェイトを占めるようになります。
数学は暗記科目ではなく、理解しながら解いていく科目です。まず、問題をしっかり理解する力をつけることも大切です。
中学の数学でつまずく人が多い証明問題も、文章の理解力と組み立て力が非常に重要になります。
 

・証明問題を克服するには?

計算だけでなく、きちんと証明をする事が求められる証明問題を苦手とする中学生はとても多いです。
証明問題は、問題を解くことだけでなく、きちんとした文章で記述していかねばなりません。
仮定と結論の間に簡潔な文章入れて説明していくためには、結論から導く方法で証明文章を組み立てていくようにするとスムーズです。
結果に、仮定からも結論からも導き出せるようになるので、文章を作るのが格段に楽になります。
 
ポイントを押さえれば、算数・数学の苦手意識は克服できる
成績がアップするための、算数・数学の勉強方法をご紹介しました。
 
・計算問題は繰り返し解いていく
・復習こそ大切
・応用問題は文章の理解力が大切
・文章の理解力・組み立て力も大切
・数学で分からなくなったら、1つ前の単元に戻る
 
これらを意識して勉強していくと、必ず数学の苦手意識がなくなってきます。
親御さんは、お子さんが小・中学生のうちに「うちの子は文系思考だから」と決めつけずに、家庭教師など「教えることのプロ」にお任せしてみるのも良いでしょう。お子さんの最適な学習方法を提供してあげられるようになって下さいね。

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