小学生や中学生で、勉強が苦手な子が授業に集中が出来なくなる理由は、学校の授業スピードについていけなくなり、置いてけぼり感が生まれモチベーションを保てなくなることにあります。福岡、熊本、佐賀、長崎、鹿児島、宮崎、大分を中心に活動している九州家庭教師協会が身に付く勉強ををご紹介。
 

10分が肝心になる勉強

小学生や中学生のように成長途中の子供たちにとって、机の前で長時間座り、教科書や参考書を開き勉強する作業は、集中力を保つのも大変な作業となります。
 
小学校低学年のお子さんの集中力の限界が15分と言われています。子供向けのアニメはAパート約15分、Bパートが15分の30分構成で作られています。オープニングやエンディングにコマーシャルを除けば、25分程度の番組構成で作られています。要はこの15分が子供の集中力の限界とも言えます。効率よく勉強するには、この10分から15分を目安にして効果的に勉強時間に充てる事が重要です。
 

低学年で授業についていけない理由

低学年で授業についていけなくなるお子さんは、集中力がない・自宅で予習・復習など勉強をしないといった理由で、親御さんはお子さんの成績表やテストの点数を見ると心配にもなりますよね。しかし、小学校の授業は45分間もあり、集中力を持続させることが出来ない子がいても当然と言えます。そのため、初めから学校から帰って1日に1時間も興味を持てない勉強を強要したところで勉強に身が入らなくても不思議ではありません。そして、無理強いする勉強はやっても意味がありません。
 
効果的な勉強方法は、小さな積み重ねで手に入れる知識の集合体です。勉強に集中できる時間調整が重要となり、できる範囲の勉強が大切となります。何かを覚えたという経験の積み重ねがとても大切で、小テストで1点2点アップする結果が効果として出ることで、やればできるといった気持ちを持たせることができ、その経験がお子さんに必要です。そして、正しい勉強方法を理解すれば、自分でも勉強ができるようになる。といった意識を持たせることができ、低学年での勉強嫌いを克服させることができます。これが正しい勉強方法でもあります。
 

最後に

お子さんの勉強が授業についていけていないと感じる親御さんの、“1時間でも机に向かわせたい”という気持ちも分かります。しかし、その前に勉強に興味を持つという好奇心を強めることや、自分で何かが出来るといった達成感を与える事で、集中力アップへも効果が見込めます。最初は10分間で、簡単に解ける計算問題や漢字の読み書きといった反復練習問題を解くことから始めていきましょう。
 
特に、小学校低学年の勉強はすぐに取り戻せる問題も多いので、お子さんの学力で心配事がございましたら、家庭教師は九州家庭教師協会にお任せください。公立高校受験・私立中学受験を考える受験生の個人勉強から、不登校のお子さんを抱えた親御さんからの勉強のご相談もサポートさせていただきます。