夏休みの読書感想文は、文章を読むと同時に説明力や要約力も必要となります。受験に作文提出がある場合も文章力は必要となります。福岡・熊本・佐賀・長崎・鹿児島・宮崎・大分を中心に活動する九州家庭教師協会が、文章力をアップし、作文を苦にしない勉強法を紹介します。
 

読書感想文は本選びから気を付けましょう

読書感想文で選ぶ本は、誰かのおすすめのものであったり、TVアニメやドラマなどの小説を選ぶ子供が多く、最近では漫画を選択することを許されている学校もあるため、子供によって読みやすいと感じる物を選択することも重要なポイントになります。そして、しっかりと読み終えられる本にしなければいけません。
 
まず、自分の知識からかけ離れた、難しい言い回しが多いものや、説明しづらい本だと、感想文を書くことに苦戦します。そして、文章力を向上するには、適切な言葉を選び使い分ける表現力が必要です。しかし、小学生や中学生のボキャブラリーは大人の様に多くはありません。ですが、本を読むことで、新しい言葉を知ることも出来ます。
 
ただし、ここで知らない言葉が出てきて辞書を引いても意味が分からない場合は、親御さんが教えてあげることが大切です。分からない言葉を知ると子供は使いたがるでしょうが、間違った使い方を正すのも重要なポイント。
 

日頃の行いで感想文や作文を苦にしない方法

誰が読んでも分かりやすい文章を書くのは、仕事をしている大人でも難しい事ですが、子供の頃から気を付けて練習することで、人への説明も上手くなるものです。また、説明上手な人は相手への伝え方もしっかりとするため、自然と頭の中で理解される言葉で文章を構成し、相手が理解できるように組み立てることができます。それが、コミュニケーション力を高める素質にもなります。
 
このような能力は一日二日で身に付けることができません。日々の積み重ねによる努力で、誰にでも手にすることが出来る能力でもあります。そのため、一日の終わりに取り入れてみてはいかがでしょう。
 
その訓練方法は、日記をつけることです。一日の出来事や勉強を日記に書き残す方法が好ましいのです。特に、行った勉強を寝る前に少しだけ親御さんに言葉に出し説明することで、記憶にも残る勉強復習となると同時に、会話術を磨くことも可能となります。そして、一番重要なのは自分の言葉が、相手にちゃんと理解し伝えられているかに注意することです。
 

最後に

 
読書感想文や作文といった物は、宿題で出されるまで、やらなくていいものとお子さんは捉えてるのではないでしょうか。そのため、苦手意識も強まってしまいます。国語が苦手なお子さんには、日頃から日記をつける習慣を持たせ、毎日書いた日記を親御さんに添削してもらい、意味が伝わらない点などは説明させることで、正しい文章の構成といった書き方も学ぶことができ、国語の読解力も身に着く勉強法となります。
 
家庭教師・九州家庭教師協会は、小中学生の勉強方法のサポート・アドバイスだけでなく、難関校への目標に向けた個別指導もお子さんに合わせてサポートさせていただきます。