小学生や中学生が難関校の受験やテストに向けて自学自習することで、得られるメリットやデメリットについて、福岡・熊本・佐賀・長崎・鹿児島・宮崎・大分を中心に活動している九州家庭教師協会がお伝えします。
 

自学自習するメリット

 
自習で得られるメリットは、自身の興味や関心を広げることが出来ます。
教科書から得られる情報は、十分な知識を蓄えられる情報が欠けている部分もあります。
歴史などであれば、登場人物の名前だけで、どんなことが行われたや、その時代背景がどの様な物だったのか?と言った部分を、より詳細に調べる事で、学校のテストに必要がないことかもしれませんが。知識を深める方法は、重要な勉強法になります。情報を詳しく調べる事で、記憶にも残りテストでの間違いも減ります。
 
他にも、自学自習で得られるものは危機感です。
危機感と聞けば、マイナス要因にも感じられますが、勉強において危機感を持って勉強することも重要です。参考書を何ページ取り組むや、漢字を何個覚える。数学の公式を間違えない様にするといった、自身で掲げた、その日の勉強への取り組みを熟せれば問題なく安心できますが、もしも、課題をクリアできなければ緊張感も生まれ、焦りがでます。焦りは禁物だと考えることも出来ますが、先生や塾の講師が教えてくれるから大丈夫といった甘えがあれば勉学に集中することは難しいですし、聞いたから出来るものではありません。自分で理解しなければ力にはならないため、自主学習で危機感を感じながら勉強することも大切な要因となります。

自学自習するデメリット

自学自習をする場合に生じるデメリットは、兎にも角にも甘えが原因になる内容となります。
自分で時間を調整することは、子供にとっては難しい問題です。友達とのLINEでの交流や、スマホのアプリゲームに、漫画やアニメといった、他に興味があることが脳裏をチラつけば、勉強は二の次になりかねません。
 
自分を律することは大人でも難しいのは、誰しも体験して知っていることでしょう。
やる気は興味が持てる事であれば集中し意欲的になるけれど、興味が持てない物をなんとかしようとする場合は、どれだけ追い込まれている状況かを把握しなければなりません。
実際に、子供にとっては成績が良い事が好ましいのは頭で分かりますが、大人になる事は漠然としていて未知の領域です。「今が楽しい」を優先してしまっても仕方ありません。
このような思いを抱くことなく、お子さんが自学自習する環境作りをサポートすることも、親御さんが考えなければならない大切なポイントになります。
 

最後に

 
自学学習が出来れば、なにも子供の時だけにメリットがある訳ではなく、社会人になっても重要な力となってくれます。自分が与えられた課題をしっかり乗り越え、最後までやり抜く力が備わるため重宝することにもなるでしょう。
宿題であろうと、大学生のレポートや社会人で与えられた仕事であろうと、甘えなく自身の力で乗り越えるための方法を探しクリアしていく事は、子供の内から伸ばせる能力でもありますので、自学自習への取り組み方は疎かにしない方が良いでしょう。
 
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