成績が落ちたら「勉強しなさい」と口酸っぱく言いたくなる気持ちも分かりますが、その言葉をまず飲み込みましょう。福岡・熊本・佐賀・長崎・鹿児島・宮崎・大分を中心に活動している九州家庭教師協会が、 小学生の勉強をやる気にさせる方法をお伝えします。
 

耳タコの勉強しなさいはNGワード

ゲームやスマホアプリに夢中になり、なかなか勉強をしない子に向かって「勉強しなさい」と言いたくなるお母さんは、この世に多くいらっしゃいます。
しかし、机の前に座っても上の空で、ページをぺらぺら捲っては戻しての繰り返し。
一向に身の入っていない勉強を続けてるお子さんに、追い打ちをかけるように「ちゃんと勉強してる?」と言っていませんか。これでは、お子さんのやる気が出ない原因を、親御さんが作り出していると気が付いていますか。
 
例えば、旦那さんが仕事から帰ってきて「ご飯まだ?」と催促され、手間暇かけて用意したご飯を食べ終えたら何も言わずに、そのままお風呂に入ってしまうと、少しだけイラっとしませんか。いつもの事だから、お母さんも馴れてしまっていませんか。もしそこで、「ごちそうさま。美味しかったよ」の一言があるだけで、作って良かったと思いますよね。それに、明日は旦那の好きな食べ物のメニューを作ろうかなと献立を考えたりするのではないでしょうか。
お子さんも褒められることで、やる気を出そうとするものなんです。
 

勉強は褒めて成績を伸ばすもの

やる気は集中力にも影響します。そして、そのモチベーションづくりを親が手助けしても問題ないんです。むしろ、手助け失くしてやる気を出すことができない子もいます。自主的に勉強する子も、もちろんいらっしゃいます。
しかし「うちの子は無理」というお母さんは、あきらめてはいけません。そこであきらめてしまうと「勉強しなさい」が口からこぼれてしまうんです。実際に、やる気スイッチをONにするのは、お子さんだけでは難しいのです。そして時に、怠けてしまいたくなるのは仕事をしているお父さんも、家事をするお母さんも変わりありませんよね。
 
そのため、お子さんと一緒に勉強してみてはいかがでしょう。
自主性を高め勉強にも有効となる、A or Bで勉強を選ばせてあげましょう。
今日、学校でやった漢字の読み書きを教えてよ。
それか、学校で読んだ英文を一緒に音読しよう。
2択で選ばせることで、自主性も育み、意識的にやる気も発揮させることができるのです。
 
はじめのうちは、一緒に勉強するというスタイルにお母さんは大変と思うかもしれませんが、お子さんが脳を動かすことでドーパミンも働き、勉強をする為に重要な力を発揮するようになります。
お子さんが机に向かうのに馴れてきたら、今日はドリルを5ページやってみよっか?などといった、指針を提案してあげるだけでも、お子さんは勉強に集中できるように変わっていきます。
 
そして、ご褒美も忘れずに。勉強が終わったらお菓子をあげたり、晩御飯までゲームをやらせてあげることは、やる気を保つには大切な事です。このようなトレーニングを積むことで、自主的に頭で切り替え、勉強できる習慣も身に付いていきます。
 

最後に

お子さんのやる気がないのも、やる気が出ないのも、ほんの少しの支えで、持続する集中力をつけることが出来ます。そして最初から、集中力がない子だと決めつけてはいけません。
ほんの少しの時間でも勉強をすることは、自分の人生において意味ある重要な事なんだと判断し、自立心を持てるようにするのも親のサポートがあってこそです。手助けは惜しみなくしてあげましょう。
 
家庭教師・九州家庭教師協会は、小学生の勉強への意識や意欲を高め、将来の目標に向けた個別指導をお子さんに合わせてサポートしますので、安心して目標も立てることができます。