近隣国では、母国語と英語をしっかりと教育されています。日本の英語教育はかなり遅れを取ってきました。そのため、2020年の教育改革には英語に関しての変革も行われます。福岡・熊本・佐賀・長崎・鹿児島・宮崎・大分を中心に活動している九州家庭教師協会が英語教育改革についてお伝えします。
 

グローバル化に対応する英語教育改革

2020年東京オリンピック・パラリンピックを見据えた、小・中・高等学校を通じ、新たな英語教育改革を順次実施できるよう、検討・準備が進められています。
 
文部科学省の新学習指導要領の英語は、小学校では2020年度、中学校では2021年度から導入される予定となっています。
現行の小学校では5、6年生の英語活動は、ゲームや歌などで英語に触れることが目的となっています。
それが、2020年には、小学校3、4年生から、英語活動の要項が前倒しされます。そして大きな変更点は、5、6年生の英語が、国語・算数・理科・社会などと同じように、教科という位置づけに変更されます。そのため、新たに教科書も作られ、テストもあり、成績という形で評価が付きます。
 

「聞く」「話す」から「読む」「書く」「聞く」「話す」へ

現在の小学生の英語活動は、「聞く」と「話す」の2技能でした。しかし、教科に変更されることにより、「読む」と「書く」が増え4技能を使うことになります。
 
親御さんの中には、英語教材やオンライン英会話などといった勉強法を受験のために取り入れるものの、既にお子さんが英語に苦手意識を持っていたという事はありませんか。
どうしても、日本語での生活に慣れてしまっているため、外国語を要する機会も少なすぎると言えます。
要は、英語に接する機会や時間が短すぎるという問題なのです。
また、語学力とは、膨大な語彙力(単語)を知っているからこそ、会話としても成り立たせることが出来るもの。そのため、あまりにも現行の英語の知識では、情報量も少なく苦手意識にも繋がりやすくなっています。
 
こういった問題を解決していくためには、早いうちから英語に慣れ親しむということが必要となります。そして、外国語を克服していく事がグローバル化する社会でも対応能力を高める重要な学習となります。
 

最後に

 
2020年は小学生・中学生・高校生・大学生といった学生には大きな変革期になります。また、そのため親御さんの教育方法も変わってくると考えられます。センター試験が廃止されることや、アクティブ・ラーニングといった教育方針などの変化を伴う教育環境となりますが、お子さんの勉強方法をしっかりと見据えた情報収集なども勉強には大切なポイントとなるでしょう。
 
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