集中力の欠落は朝食を抜いたことが原因?断食勉強はダメ!

2018年09月07日


朝食・給食・夕飯。1日3食しっかりと食事をとれている子供と、朝食を抜いた2食生活を送っている子供では、集中力や学力にも差が出ると言われています。福岡・熊本・佐賀・長崎・鹿児島・宮崎・大分を中心に活動している九州家庭教師協会が、断食勉強がダメな理由をお伝えします。
 

食事を食べない事で脳の働きが低下

朝食を食べずに、学校に通う子供がいる事に驚かれる親御さんもいると思います。しかし、数年前から、朝食だけを抜くだけでなく、貧困に苦しむ家庭では「食事は学校の給食だけ」といったことが社会問題にもなっています。もちろん、朝食を抜くのもオススメしません。
 
子供の体に必要となる栄養を朝から、しっかりと与えられない事になると、学力の遅れにも繋がる恐れがあります。寝ている最中は運動をしてないから、朝起きてもご飯を食べなくても大丈夫と考えている親御さんがいたら良く考えてください。寝ている間、飲み物・食べ物を摂取していない状態の体は低血糖状態にあり、朝ごはんを食べることにより、脳の健康的な働きに必要なブドウ糖を送ることができます。また、このブドウ糖などの栄養が身体に行き渡ることで、身体がシャキッと起き身体が活動を始めてくれます。また、脳にブドウ糖が運ばれることで、学校に着いた頃には脳が働き授業にも集中力を高めて学ぶことのできる姿勢ができあがります。
 

朝食が食べられない時は生活習慣の見直し

子供の成長期においての 1日3食の食事が大切と言われる理由は、脳や身体の成長や日中に活動するために必要な栄養を摂取しなければならない為で、1日3食の食事を欠かせてしまうとパワー不足で身体機能も低下し制限されてしまいます。そして、本来発揮しなければならない、学習や運動もやる気が出なかったり、面倒くさいといった精神状態にも陥りやすくなります。
また、最近の中学生は睡眠時間を削って、夜中まで受験勉強をしていたり、スマホアプリのゲームや友達とのLINEなどに夢中になり、寝る時間が遅くなる夜型活動をする傾向も強く、朝食を食べられない問題にも繋がっています。
 
そして、夜更かしが多くなれば、朝早く起きる事がしんどくなるのは必然ですし、通学時間の直前に起きてしまうと、すぐに朝食を欲しがることが出来なくなります。
そして、1時間目が終わるころにお腹が空きだし、午前中の授業に集中できない状況や授業中に眠くなるといったことも増えてしまうため、授業の遅れになります。
そのため、親御さんがお子さんの生活習慣を見直すことが大切にもなります。夜の9時以降はスマホを預かるなど、ルールを決めた生活を送り、朝きちんと起きられるように戻してあげましょう。
 

最後に

現代社会における家庭環境などにより、朝食を取らない子供も増えています。
両親が共働きで忙しく朝食を用意できなかったり、両親が食べないから子供にも朝食を作らないといったことも問題になっています。お子さんの健康的な成長を考えるのであれば、朝食を食べられる方法を考え、きちんと朝ごはんを食べさせ、一日頑張ってもらえるように工夫していきましょう。
 
正しい勉強法や身になる勉強方法のアドバイスやサポートは、九州家庭教師協会にお任せください。公立・私立中学受験、個人レッスンに、小学生や中学生の勉強やテストで分からない部分を明確にし、勉強の面白さを伝えます。

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