目標がない子は、何のために勉強や部活動に取り組むべきか、わからず、モチベーションが上がりません。親や先生は、そんな子にどのような声掛けをすればよいのでしょうか。
かける言葉次第で目標がなかった子が変わる！親や先生の声掛け術
1. 目標を一緒に考えてあげる
まずは、子どもの興味や関心を把握し、一緒に目標を考えましょう。子どもが自分で目標を立てることで、達成したい気持ちが強くなります。
2. 子どもの努力を認める
子どもが目標に向かって努力しているときは、その努力を認めてあげましょう。認められることにより、子どもは自信をつけ、モチベーションを維持しやすくなります。
3. 子どもの失敗を許容する
目標を達成するためには、失敗はつきものです。失敗したときは、子どもを責めずに、次につながるアドバイスをしてあげましょう。
具体的な声掛け例
OKな声掛け
「最近、○○に興味があるんだね。○○に関する資格を取ってみるのはどう？」
「○○が得意なんだね。○○を仕事にしたら、もっと○○を勉強できるね。」
「○○を頑張ったね。○○ができるようになると、もっと楽しいね。」
「○○ができなかったけど、○○はできるようになったね。次は○○をできるようになろうね。」
子どもの性格や状況に合わせて、声掛けを工夫しましょう。
子どもが目標を見つけ、モチベーションを維持できるように、親や先生は温かく見守ってあげてください。
NGな声掛け
「○○ができないなんて、ダメな子だね。」
「○○を勉強しないと、将来何になるつもりなの？」
「○○に興味がないなんて、つまらない子ね。」
「○○ができなかったなんて、情けないね。」
このような声掛けは、子どものやる気を削いでしまう可能性があります。子どもの目標を見つけ、モチベーションを維持するためには、NGな声掛けを避けることが大切です。
