【小・中・高】学年別お子様におすすめの冬休みの過ごし方

期末テストも終わり、冬休みも目前ですね!
クリスマスやお正月など冬ならではの楽しいイベントも多くありますが、遊んでダラダラしていたら2週間あっという間に経ってしまった…では意味がありません。

今回はお子様の学年に応じたおすすめの冬休みの過ごし方をご紹介します!

お子様におすすめの冬休みの過ごし方

冬休みの過ごし方 小学生編

小学生のお子様にとっては長い休みだからこそ、規則正しい生活を維持し、勉強習慣を身につけるきっかけになればと思います。
日々の学習習慣を身につけるためにも宿題をまとめて終わらせるのはおすすめできません。

最初に全部やってしまって後は遊ぶというお子様もいるかもしれませんが、宿題は一日にやる量を決めて、毎日それを確実に終わらせるというルールを作りましょう。
もちろん明らかに無理な量はNG。何事も習慣化させるのであればできる事を確実に継続して続けていくことが大切です。

お子様が高学年の場合は、日々の勉強計画の作成から任せてしまってもいいかもしれません。勉強だけではなく、計画力や自主性も養うことができます。
もちろん、学校から出る宿題をしっかり行うことは大事なのですが、苦手科目の克服の大きなチャンスがこうした冬休みなどの長期休みの期間です。

小学校低学年であれば、今後苦手科目になりやすい算数を宿題+アルファとして取り組んでいくのがおすすめです。今の内に基礎をしっかり身につけておきましょう。
数を数えるのが苦手なのか、計算が苦手なのか、算数の中でも何が苦手なのか、保護者の方もしっかり意識して見てもらえればと思います。

小学校3年生から上になると理科や社会も加わるので、苦手科目も一人一人異なってきます。一日の勉強の中でも学校の宿題は早めに終わらせるようにし、苦手科目の復習にできるだけ時間を割けるような学習計画を立てていきましょう。

冬休みの過ごし方 中学生編

中学生のお子様にも規則正しい生活を送るのはしっかり意識してほしいもの。小学生の頃と比べると交友範囲も広がり、門限等も遅くなっているかもしれませんが、ここでダラけてしまわないようにご家庭でもしっかり意識して欲しいと思います。

中学3年生にとっては入試直前の時期なので、最後の追い込みの時期。私立高校の受験が2月に控えていいる所も多いので、英単語などの暗記ものの最終確認を行いましょう。英単語が分かれば長文読回もやりやすくなります。また理科や社会の詰め込み型の科目も最後まで点数が伸びる可能性があるので、しっかりあきらめずに行いましょう。

中学1・2年生にとっても復習は大事です。期末テストで自分の苦手単元もはっきりしたと思うので、その部分の復習を行いましょう。特に英語と数学は短期間で成績を伸ばすことが難しい科目でもありますので、今の内から意識して復習に充てる時間を増やし、必要であれば前の学年の内容や、その前の学年にまでさかのぼることも大切です。
なかなか学校がある時期にここまでの復習と学校授業を並行して学ぶのは部活動等もあって難しいかもしれません。だからこそ冬休みのような長期休みを有効につかって欲しいと思います。特に中学2年生は行きたい高校の情報などを集めてあと少しで「受験生」になるという意識と勉強へのモチベーションを持つようにするのもおすすめです。

冬休みの過ごし方 高校生編

高校生のお子様冬休みの過ごし方もこれまでに受けたテストや模試の見直しと解き直しなどの復習を行いましょう。
特に1年生は今の内に1・2学期の学習内容をしっかり行い、基礎を着実に身に付けておくことが必要です。
加えて、自分の進路についても少しずつ調べて視野を広げておきましょう。
「行きたい学校がある」「なりたい職業がある」もちろん無理やり見つける必要はありませんが、これらがあるのとないのとでは2年生になったときの勉強へのモチベーションも変わってきます。

高校2年生はこの冬休みで大学入試まで残り1年という時期になります。共通テストの過去問を解いてみて、実際の大学入試の雰囲気や現状の自分の状況を把握するのもおすすめです。既に志望校を決めている人は志望校の過去問を解いてみて、出題形式や難易度、配点、制限時間などを把握しておくのもいいかもしれません。
もちろん、苦手科目の克服も大切です。先ほども述べたように英語と数学は短時間での飛躍が難しい科目なので、3年生になる前の今の時期にしっかり重点的に取り組んでおきましょう。

冬休みは大きなチャンス!

いかがだったでしょうか。冬休みは新学期に大きく飛躍するための大事な時期です。どの学年のお子様にとってもこの2週間の過ごし方は重要になっていきます。
是非この長いお休みを有意義に活用してください。
それでは寒い日が続きますが、勉強に遊びに充実した冬休みを過ごしていきましょう!