公立高校に入学するためには、必ず高校入試に挑まなくてはいけません。
昨今は公立高校の入試試験問題はハードルが上がっているので、中学の学校授業だけでは十分な対策と取れているとは言い難いものです。高校入試をする場合は家庭教師か塾に行くのが望ましいです。家庭教師と塾はどちらも入試対策の学習が行えますが、授業のスタイルが異なっています。

家庭教師の授業のスタイル

まず家庭教師の場合はマンツーマン指導が基本で、生徒一人に対して家庭教師も一人というスタイルです。この授業のメリットとしては、わからないことを理解するまで質問をして学べるということが挙げられます。

集団塾の授業のスタイル

それとは反対に塾の場合は10名~20名程度の集団授業というスタイルをとるため、通常の学校の授業と同じといえるでしょう。
塾のメリットとしては他の生徒と切磋琢磨をしながら学力を向上させて高校入試に挑める点です。また塾なら定期的に大人数が参加をする模擬試験やテストも受けることができるので、現段階で自身の学力がどの程度のレベルにあるのかを客観的に理解できます。

塾・家庭教師それぞれの違い

平たく言えば、家庭教師はマンツーマンで塾は集団授業という違いとなります。
塾の場合、中学校の指導要領に合わせたペースで進められるため、高校入試はもちろんのこと学校の予習復習をするのにも役立つところです。家庭教師の授業で特化している点として挙げられるのは、苦手にしている分野を徹底的に学べることです。
集団で学んでいる場合、ひとりの生徒のペースに合わせた学び方をすることはできません。そのため、分からないことがあったとしても次のカリキュラムへと進むので、理解しきれていない箇所も生まれてしまうことも多いです。高校入試をする場合は全教科の応用問題が出題されるので、わからないことをそのままにしておくのは致命的といえます。

この問題を打開するのはマンツーマン指導が望ましく、塾と家庭教師の両方の授業を受けるようにして高校入試に挑むのもひとつの手といえます。