平成30年より道徳が教科化され、教科書を配布し、学校における道徳教育の変遷が起こりました。福岡・熊本・佐賀・長崎・鹿児島・宮崎・大分を中心に活動している九州家庭教師協会が、勉強法も大事ですが、今を生きていくための力や、情報モラルの勉強など、善悪の判断を行う必要性お伝えします。
 

道徳が伝える心の勉強

 
特別の教科として道徳の授業に変遷が起こりました。
現在、インターネットの普及により、多くの情報が溢れた世の中となりました。また、Facebook(フェイスブック)やLINE(ライン)といったSNSやYouTubeなど、便利で簡単なアプリケーションが増え、快適な暮らしのサポートをしてくれもしますが、心の成長が出来ていない小学生や中学生といった子供にとっては時に、いじめなどの重大な問題を作り出すアイテムになってしまいます。
 
小学校や中学校という、小さなコミュニティで暮らす子供には、まだ善悪の重大な問題を正しく判断することが出来ない部分も存在します。いじめによる不登校なども立派な社会問題でもあります。
そのため、道徳の授業で身に着ける事の出来る能力は、相手を思いやる気持ちや命の尊さを理解し判断力を付ける内容となりました。
また、情報モラルといった、インターネット上のコミュニケーション・マナーに、情報社会での権利に関する内容を学ぶことになります。
 
また、ディスカッションなどを交えることで、発言力や打開力といった日本人に足りない、意見交換することで生まれる新たな発想を考えさせることが重要な道徳心を高める効果を期待しています。
 

不登校になってしまうのは悪い事か

現代社会における、不登校は社会的問題とされますが、いじめや誹謗中傷の被害にあっているお子さんにとっては、学校という狭いフィールドで一日の大半を苦悩しながら生活を余儀なくされています。また、いじめにだけが原因ではなく不登校になることも。学校に馴染めないお子さんや、家庭内での両親の不和などで不登校となる神経症や、何もやる気力がおきない無気力、学業不振などにより、周りの評価に耐えきれないお子さんの不登校、といった様々な理由で不登校になる子供たちが増えています。
 
そのため、学業の遅れの悩みだけでなく、社会復帰できるのかといった悩みを抱える親御さんもいらっしゃることでしょう。不登校から立ち直るためには、カウンセラーの診療を受ける事も重要ですが、家庭内に引きこもらせるのは余計気持ちが内へ内へと鍵をかけてしまうので、毎日規則正しい生活を送り、散歩やおつかいなど、外に出て社会との接触を続けさせる事が大切でもあります。無理に学校に行かせようとすることで精神的に追い込むのは危険ですので、親が子との距離を縮め助けてあげましょう。
 

最後に

 
今年から変わった、道徳の教科は命の尊さを訴える授業や、情報社会の便利さと引き換えにある恐ろしさなどを知る事で、道徳心を養う教育が大切であると考えています。お子さんの精神的成長を助けるのは親御さんの姿を見て覚える事もあるため、反面教師ではなく尊敬される親としてのふるまいを子供に見せていく事も大切となるでしょう。
 
イジメや精神的な事で不登校になる小学生や中学生の、学力アップのお手伝いだけでなく、お子さんの話し相手や精神的手助けをさせていただく、プロの家庭教師は九州家庭教師協会までお問い合わせください。