【こんな生徒におすすめ】
・高校入試英語の裏ワザがあれば、教えてほしい
・高校入試の英語対策として、何か秘訣やコツがあれば知りたい
・高校入試の英語の試験対策で、気をつけること、ポイントを知りたい
・高校入試の英語の効率的な勉強法を教えてほしい
英語の入試問題解析と「裏ワザ」をプロがこっそり教えちゃいます!
英語の高校入試のための勉強は、各分野ごとにそれぞれの対策がよりいい結果を生み出します。なので、過去問を一度トライして、その時に傾向と対策を立てていく必要がありますね。
ここでは、「高校入試 英語の裏ワザ」をお伝えしていく前に、英語の分野別問題対策を、先に見ていきたいと思います。そのあと、具体的な英語の分野別勉強のコツについて大公開!
最後に、「高校入試英語攻略のポイント」もまとめていますので、合わせて見て実践してくださいね!
試験に勝つには、過去問から傾向を知り対策を立てて勉強することが重要になります。
関連記事:【高校受験対策】過去問にはいつから取り組む?上手な過去問の活用方法
1. 高校入試で出題される英語の分野別問題解析

まず、一般的な英語の高校入試問題の内容と対策を、種類別にまとめていきましょう。
1「語彙・文法の問題」
「単語・熟語」「文法」の問題の配点は他と比べ低いですが、覚えておけば誰でも解ける分野なため、ここを疎かにしてはいせません。空所補充問題を中心に、典型的な問題になりますので、一般的な問題をこなしていれば問題なく解けるものになります。点差をつけられないように、単語帳・文法の問題集をしっかりと網羅しておきましょう。
2 「長文読解・対話文読解の問題」
「長文読解」の配点は、高校入試の中で最も高い分野になりますね。言い換えれば、点差をつける=合否を分ける分野、ということになります。
文章を読み、各問題に答えていき、特に内容のテーマ・各段落の要点について、まとめとして最後に確認問題として出てきます。
また、並べ替えや、和訳、英作問題がある場合は、必ず文法の知識・単語の知識を問う目的があるため、それを意識して、学んできた知識を思い出しながら、正確さを優先にして、わかる部分のみを回答しましょう。
また、長文読解は、時間が最も要る分野のため、時間配分も大切になります。
関連記事:そうだったのか!高校入試の英語長文読解で高得点がとれる5つのポイント!
3 「リスニングの問題」

リスニングの問題とは、英語の音声を聴いて問題に答える問題です。
大抵は、会話を音声で聞き、その内容についての質問に答えるものになり、配点は高い傾向にありますので、長文問題同様に、点差をつける分野になります。
まず、聞き慣れの必要があります。何もしなければ、全く聞き取れない、音声についていけない、という悲惨な事態になりかねません。
リスニング勉強については、教わるというより自学でなんとかしないといけない分野ですので、入試に向けて少しずつ、その他の勉強に加えてリスニング問題にかける時間を設けるようにしてみましょう。
4 「英作文の問題」
英作文の問題では、自分の考えや経験を英語で表します。
普段、受け身の勉強しかしていないと、突然本番で英作文はできませんので、日々、少しずつ慣れておく必要がありますね。
英作文は、正確さを優先にして、部分点を狙います。
内容としては、難しくはないですが、どれだけ文法と単語の知識があるかを問われるものになりますので、日々の勉強が鍵になってきます。
英作文自体は、実際さまざまな表現方法がありますが、高校入試においては、模範回答をしっかり覚えていくことが有益です。しっかり、問題集を活用しましょう。
関連記事:短期間で英語の点数が劇的にアップ!英語学習を楽しく成功に導く方法
2 高校入試英語の分野別「裏ワザ」

それでは、分野別の英語攻略方法を、伝授していきましょう!
特に、苦手意識のある分野での勉強のコツは、是非実践して苦手から卒業してしまいましょう。
①「単語裏ワザ」〜覚えれば覚えるほど報われる英単語の知識〜

「英単語」「熟語」(重要表現)・・・この二つにおいてはなんといっても「数」が勝負になります。とにかく、数を覚えましょう。
しかし、どうやったらそんなに沢山覚えられるのか?
まず、非効率的なやり方として、単語帳カード作りは時間を要するためあまりお勧めしません。覚えるべき単語数もどんどん増えていきますので、その度に作っていくのは大変です。また、漢字と違い何度も書いて覚えるのもあまり得策とは言えません。ただし、綴りを叩き込むため、1~2度くらいは書かないと覚えられないという場合は、サッと書いてインプットします。
コツは、『英単語を見てすぐ意味をわかる』ようになること。
英単語を見て、意味を言う、言えなかったらチェックして、復習の時にそのチェックしたものだけを再度同じ要領で確認!
+plus up 単語と一緒に載っている「例文」もしっかり読んで使い方を確認しておくと、長文問題・和訳問題・英作問題など、さまざまへの対応力強化になりますよ!
②「熟語(重要表現)裏ワザ」〜熟語は、単語とリンクさせて必ずセットで〜
単語同様、熟語帳、または単語帳に載っている熟語を、見てすぐ意味が出てくるように覚える。
熟語は、2~3単語のまとまりになっています。これをセットとして意識して、リズミカルに頭に入るように音読します。また、それぞれの単語自体は既に習っているものになるので、それらの単語と繋げて覚えることがまず優先になります。
ex. be interested in〜「〜に関心がある」という熟語は、3パーツから成ります。
分解すると・・・
→ (1) beは、be動詞「〜である」
→ (2) interest「〜に興味を与える」の過去分詞が、interested「興味を与えられている」⇒(1)と(2)で、interestの受動態
→ (3) inは、前置詞「〜の中に」を表す
⇒このように、一つ一つを認識すると、セットになっても難なく頭に入ります。
関連記事:【英語に悩む高校生必見】暗記不要&イメージですぐに覚える必須英熟語
③「文法裏ワザ」 〜単元ごとの「要点」をまずおさえる〜

文法の単元ひとつひとつには、複数の覚えるべき形や意味、ルールが詰まっています。当然全て身につけたいところですが、とにかく大切なのは、その文法ごとの「ポイント」になります。具体的にいうと、単元ごとの「形」と「意味」、これらををとにかくしっかり覚えるのです。形については基本的には「動詞の形」を様々変化させて表現していくのが英語なので、ここに重点を置くことで、とても効率的にこなしていけるでしょう。
⚫︎問題を解く際は、自信がない場合は、消去法を使うこと!
⚫︎また、前後の単語の形や意味から、判断しよう!
文法について自信のない場合は、文法問題集を、単元ごとにポイントに絞って覚え、それが終わったら、次は間違った問題だけに絞って復習してください。
④「長文読解裏ワザ」〜合格の要は「長文」にあり〜
単語も文法も、もちろん必要不可欠な知識ですが、最終的には「長文」で点を取れないといけません。また、長文の中で、さまざまな単語・文法が出てきますので、長文の勉強を活かして、これらの勉強もできてしまうこともあり、総合的に見て、長文読解の勉強が、高校入試の鍵を握っています!
「長文読解」を制覇する裏ワザとは?
まず、実際に早めに長文読解問題に取り掛かること!
意識することは、「音読」「スピード」「主旨の読み取り」そして「設問の取りかかり方」。
⚫︎音読により、確実にスピードとインプットが向上します。
⚫︎そして、段落を意識して、各段落ごとの要点と文章全体の主旨を、読み取ること。(狙われるのはここ)
⚫︎設問を先に目を通して、問題の箇所を把握してから、本文に取り掛かろう。
時間節約になります。しかし、設問をじっくり読むのはやめましょう。あくまで、ざっと問題の場所などの確認にとどめて、実際に解くのは、読み進めていき、問題が出てきたところで解きましょう。
⑤「リスニング裏ワザ」〜音声になれること〜
リスニングについては、とにかく聴き慣れをしていない人が多いはずです。とにかく、音声に慣れましょう。
「リスニング」を制覇する裏ワザとは?
⚫︎2倍速に設定して聞くことで、元のスピードに戻すと聞き取りやすくなっていきます。
⚫︎スクリプトを音読することで、耳で聞いた時にも、文字と音が結びつけられ、パッと場面が見えるようになります。
⚫︎設問を先に確認しましょう。長文はざっと場所確認にとどめますが、リスニングにおいては、耳でしか内容を確認できないため、設問を先にできるだけ把握することが大切になってきます。
関連記事:英語の聞き取りに悩む高校生へ!今からできるリスニング5つの勉強法〜模試の点数を高得点へ!
⑥「英作文裏ワザ」〜正確さを重視しよう〜

英作文に関しては、完全に書くことは難しいこともあります。しかし、何も書かないというのはやめましょう。わかるところをパズルのようにできる限り書くこと。
自信のない単語や表現は避けて、正確さを重視してください。
意味が内容に沿っていて通じていれば、◯になるので、わかる部分を正確に。
まずは、部分点を狙いましょう。
また、英作文では、自分で英語を書けないといけませんので、「綴り」を普段から確認して正確にかけるような覚え方をしていくこと。
また、書きながら「音読」すると、飛躍的に身につきますよ!
⑦「どうしてもわからない問題の裏ワザ」
どうしてもわからない問題に当たった時、一体どうしたら?!
考えてもわからない時は、時間の無駄になるので、後回しにします。
試験時間を余裕を持って、例えば5~10分ほど見直しの時間を踏まえて、設定しておきます。そして、後回しになっている問題を、この最後の時間を使って解き直しましょう。落ち着いて読み直すと内容が見えてくる事もあります。
⑧「問題集の裏ワザ」
問題集はあるけれど、どのように進めていいかわからない場合、まず、一冊をしっかりやり終えること!
基本的に教材というのは、ターゲットに合わせた全てを網羅できるように作られています。色々手を出すのでなく、一つを確実に身につけること、終えることが、有効です。
復習をしましょう!復習では、間違った箇所のみやり直しましょう。一周目の時に、間違った箇所の問題には、マークをしておきましょう。
関連記事:先生が絶賛!成績が劇的に上がった生徒が実践した意外な方法
3 高校入試英語攻略ポイント一覧

「高校入試の英語合格の鍵は、いかにたくさん覚えられるかにある」
⑴英単語・熟語をたくさん覚えよう!
⑵英文法は何より基本!
⑶書くより読もう!
⑷自分に合った、「これならできそう」という問題集を見つけよう!
⑸間違えた問題だけを復習!これは全ての勉強の基本!
⑹直前は、総合問題を解こう!
⑺とにかく、各分野について一冊をしっかりやり終えよう!
関連記事:テスト直前の高校生必見!英語のテスト直前対策3つのポイント
まとめ
「やっぱり復習命」
今回は、高校入試英語攻略のための裏ワザとポイント、そして分野別の対策について、徹底的に解説をしてきました。もし今の英語に不安がある人は、自身の勉強法にこれらの工夫を取り入れて始めてみてください。
結局、英語は覚える教科ではあっても、覚えられれば苦労しない訳ですよね。
ここで、大切になる点は、「いかに効率よくできるか」になってきます。
理想は、計画的・継続的に、単語・文法・長文・リスニングをバランスよくやることですが、もしこれが難しい場合、または時間がない場合は、「自分に合ったやり方」を、今回の内容を元に、見つけていきましょう。
少しでもできるようになってくると、英語の勉強は楽しくなる!













