英語がつまらない→楽しいへ!? 英語が面白くてたまらなくなるプロ直伝㊙勉強法9選!

I’m tired of English! (英語がつまらない)
英語学習に対して”つまらない”と感じながら取り組んでいる人もいるでしょう。
英語が苦手な・苦手と思っている人は同時にこのように感じやすいと思われますが、そうでない人も楽しくはないなと思っている事もあります。
そのような人は、たとえ英語ができるようになっても、「英語が楽しい」と思う人に比べると、英語の勉強は進みが悪くなるでしょう。

また、なにより英語学習というのは、覚える量が多く、その分学習時間も長期戦になります。なので、最初は楽しく感じていたとしても、難易度も量も上がるにつれて、気持ちも変化していったり、モチベーションも落ちてくる事があります。

英語は”継続”が必要な科目なため、常に楽しいと感じている事が何より上達のポイントになるので、いま英語に対してつまらない・やる気が出ないなど意欲が低下している人は、今回「英語が楽しくなる秘策や勉強法」をお伝えしますので、試してみてくださいね!

【こんな生徒におすすめ】
・英語の勉強がつまらなくてなかなか進まなくて困っている
・英語がつまらなくて勉強がはかどらず成績も上がらない
・英語が楽しくなる勉強法などを知りたい

1 英語がつまらないと感じる理由

では、なぜ、英語がつまらないと感じてしまうのでしょうか?
人によりその理由は異なりますが、下記のような理由が挙げられます。
皆さんはどのパターンでしょうか?まず、自己分析をしてみましょう。

英語がつまらない理由

⚫︎達成感が感じにくい
勉強していても、実感やゴールに辿り着く達成感などがないとつまらないと感じてやる気も低下していきます。

⚫︎明確な目標がない
テストやその他の目指す明確な目標がないまま勉強していると、モチベーションもなくなりなかなか楽しんで取り組む事は難しくなりがちですね。

⚫︎暗記ばかりで刺激がない
英語学習とは、山のような単語はじめ、数々の文法など、英語は言ってしまえば暗記教科ですので、継続している中で退屈に感じる事はあるでしょう。
日常会話だけでも3,000語の単語が必要と言われています。
覚える事が多すぎて、英語自体の魅力に気づきにくく、単調なものになりがちです。

⚫︎英語に興味がない
英語や海外への興味がない場合は、必然的に興味のある人と比べると、心から楽しむ事ができなかったり、モチベーションがなくなったりする可能性が高いでしょう。

⚫︎どうせできるようにならない、どうせ使わない
どうせ自分の英語は通じない、どうせやってもできるようにならない、など、英語に対しての自信のなさが、英語をつまらないものにしてしまいます。
また、どうせ使わないと思っている場合も同様に意欲は無くなってしまいます。

⚫︎日常的に英語を使う機会がない
英語を頑張ろうと思っていても、せっかく頑張って覚えた語彙や文法を実際に使う機会がないと、本来の目的であるコミュニケーションツールとしての英語を味わう事がなく、楽しくなくなってきてしまうこともあります。

2 英語が楽しくなる秘訣

では、まず、「英語を楽しくするコツ」をお話ししましょう。
今つまらないと感じていても、”ちょっとした工夫”を加えるだけで英語が楽しくなっていきます。また、自分でどのようにしたら楽しく勉強できるようになるかを考えてみることもおすすめです。

英語が楽しくなる秘訣

⑴「思い込みを捨てる」
自分で英語はつまらないものというレッテルを作らない!
英語の勉強はつまらない、英語の勉強はつらい、英語はやってもどうせできない、
と思っている人は、その「思い込み」を捨ててみましょう。

〜英語学習において、もっとも大切なものはなんだと思いますか?
勉強の仕方でしょうか、勉強量やかける時間でしょうか。
もちろん、これらの具体的な知識習得は必要ですね。しかし、実は”学習”において一番大切なものは、もっと内面的な部分にあることを知りましょう。
それは、思い込みなどのような「思考」にあるのです。
人は自分で想像つかないほどこの思考に支配されています。例えば、できると思えばできる!など、本当にピンチにいる時私たちは根拠のない思考へ移行したりしますよね。英語を楽しく学び上達していく人には、この内面的な要素がプラスに働くことで、勉強内容以上の成果をもたらしていると考えられるでしょう。
英語がつまらないという思考から、まずは変えていくことが、英語を楽しめる第一歩になるはずです。

⑵「暗記を楽しむ」
私自身、受験勉強は覚える語数を前にどうしたら苦なく達成できるかを考えながら勉強していましたが、その時にやはり自分なりに楽しむ工夫をしながら取り組んでいました。暗記は退屈だというのも思い込みで、一つ一つに発見があります。例えば、語源などのコラムなどにも目を向けたり、発音記号にも目を向けて音自体を音楽のように捉え、歌のように言ってみたり、単語の派生語を学ぶ事で違う単語に見えても実は繋がっているんだと気付いたり、英語だと思っていたカタカナ語か実は和製英語で本当の英語では異なる表現だと知ったり、など、ただ覚えなくてはならないという姿勢ではなく、どうしたら楽しく効率的に取り組めるかを意識していくと、覚える事が楽しくなりどんどん進むという好循環へ変わります。

⑶「目標を立てる」
何のために勉強をしているのかを明確にすると、モチベーションが生まれるためやる気に直結します。また、目標を立てる事で計画性も生まれ、勉強が進めやすくもなり、いろんな面で明確に取り組む事ができます。
具体的に「次のテストで◯◯点を取る」「英検2級を目指す」など、自分が目指せそうな目標を立ててそれに向けて取り組んでみましょう。
さらに、目標が達成できた時に「目標達成感」と「自信」も得られるので、ダブルでの効果が伴います。

⑷「海外に関心を持つ」
英語を一つの勉強科目としか考えていない場合、英語を楽しんで勉強できない事は多いでしょう。無理やり海外に興味を持つのはなかなか難しいですが、今はオンラインですぐに海外のさまざまな情報にもアクセスできるので、その分以前のような憧れは抱きにくくなりましたが、どんな人でも国問わず色々知ることができます。いくら画面で見れるようになっても、例えば海外旅行などの実体験は比にならない程の刺激と経験になります。海外に関心があり英語を頑張るパターンもあれば、英語を楽しむために海外へ目を向けるパターンもいいですよね。
日本語だけでは得られない情報や世界もわかるようになる事は、英語学習においてとても大切な点ですから。

3 英語が楽しくなる勉強法

では、具体的な「英語が楽しくなる勉強法」について解説していきましょう。
自分に合う方法を見つけて新たな気持ちで英語に取り組んでみましょう!

1.自分が楽しめる勉強法を見つける!

どんな形でもいいので、英語を楽しめそうな方法を探る事から始めてみましょう。
英語学習にも、いろんな方法がありますよ!

⚫︎好きなもの・事に英語を取り入れる

自分が楽しいと思う方法でなら英語を身につけられる!
学校の教材は確かに楽しいとは言えないかもしれません。
同じ学校の勉強や受験勉強でも、自分でやる気の出そうな、自分が楽しめそうなテキストや本などを加えたりと、自分で楽しそうな教材探しをする事をまずお勧めします。教材や本でなくても、自身の習慣にしているものに英語を取り入れたり、英語でも取り入れてみると、勉強としてでなく趣味の範囲になるため、もともと好きなものに英語を取り込む事で必然的に英語が楽しくなるのです。

(例)
・映画・ドラマ・アニメなどを英語字幕や英語版で見てみる
・洋楽を聞いたり歌ったり、また、歌詞を訳してみる
・英語のゲームやポッドキャストを試してみる

このような方法を取り入れると、学校の勉強とは別に、自然と英語に触れる時間が増え、継続しやすくなり、また、語彙力も増えていき、難しいと思っていた文法についても実際の使い方を知る事でとても身近なものになっていくのです。

2.英語を使ってなにかをする・英語を使ってやりたい事を作る!

⚫︎実際に英語を使ってみる

英語は言語なので自分で実際に使うためにあります。

「英語で友達と会話する」「字幕なしで映画を観る」「外国人の友達を作る」「洋楽を歌う」「日記を英語で書いてみる」「snsやブログなどを英語で書いてみる」
など、英語で何かしてみたり、近い将来やりたい事を作ってみましょう。
英語は科目の前に一つの言語ですから、コミュニケーションをするために勉強しているわけです。学校で勉強しているだけでは気づけないかもしれませんが、教科としての英語と生の英語は異なります。
実際に英語を使ってみる事で、英語の持つ本来の意味や魅力に気づけ、楽しくなっていく上に勉強に対する意欲も増していきます。

3. 英語資格の取得に挑戦してみる!

英語学習は、達成感が得られにくいため、明確なゴールを作りそれに向かって勉強する事で、モチベーションアップになります。
また、テストのように成果の見える目標を立てると勉強計画も立てやすく、目指すところがはっきりしているためここまでやれば良いというやりやすさがあり、お勧めです。また、何より試験後の達成感や目標達成した時の自信が、次のステップアップにも繋がっていく事でしょう。
英検やTOEICなどの英語資格試験は、入試にも活用できますし、タイミングを見て試してみましょう。

4. 英語圏の友達・知り合いを作る

⚫︎英語で会話をする

やはり実際に言語を使う場があるのとないのでは、英語に対しての見方・思いは全然違ってきます。異なる国の人と英語を使ってコミュニケーションを取れる事は、
学習した知識を実際に使うことで、実際に自分の英語が相手に伝わったり相手の内容が理解できると、今までに得たことのない達成感や喜びが得られます。
また、教科書とは違う自然でリアルな英語に触れる事で、英語を身近なものに感じる事になります。
そして、何より異文化交流の楽しさを得られるので、人とのコミュニケーションでしか得られない楽しさ・喜びがあります。英語が上級でなくても意外に通じるなあという経験も得られ、今まで少しずつ頑張ってきた甲斐があったという達成感になるでしょう。

5. 別の外国語に挑戦してみる

日本の外国語教育では英語を学びますが、外国語は英語だけではありません。
大学に入ると第二外国語を選択する事もありますよね。
他の外国語を知らないと見えない世界があります、英語への見方もグッと変わってきます。私自身もそうでした。
また、人により英語は楽しめなかったけど、他の言語で楽しめる言語があったりもします。私の周りにも英語はあまりだったけれどフランスへの興味からフランス語を始めたらとても好きになったなどたくさん聞きます。
フランス語やイタリア語などの同じアルファベットの言語だと負担が減り、取り掛かりやすいでしょう。または、自分が行ってみたい国があればその国の言語の勉強をお勧めします。
他言語の複雑さを知る事で、英語がいかにシンプルで学びやすいかわかるので、英語のありがたさやすごさに気付かされ、実は英語への近道になり得るのです。

英語の「つまらない」解消方法まとめ

ほとんどの人は、学校の科目の一つとして英語学習をはじめるため、制限された中での英語しか見えていないので、このように工夫を加えることで、英語学習を楽しめると言うことを今回お話ししました。

私自身、英語は好きで楽しいと思いながら学生時代勉強していましたが、今振り返れば常により楽しめる工夫を取り入れていました。
また、楽しめるようになるのと並行してできるようになってくるので、欲が出てもっと身につけて次の目標も見えてきたりします。逆も言えます。できるようになると楽しくなっていきます。
そうなると、自信もついていくため、苦手意識は薄くなって、いい事づくめです!