【小・中学生向け】3分でよくわかる!英語基礎「be動詞」の種類と使い方徹底解説

「be動詞」は基本中の、基本!

自己紹介でもまずこの動詞を使い自分のことを相手に話しますよね。
” I am ◯ ◯. ” ” I am ◯ ◯ years old.”
と言うように、自分が何者であるかを相手に伝えるために必須なのが今回のテーマの『be動詞』になります。いかに大切な動詞かが分かりますね。
英語の動詞には、2種類あり、「be動詞」と「一般動詞 (be動詞以外のすべての動詞)」です。
まず、最も基本である「be動詞」についてしっかり学びましょう。
その次に、「一般動詞」へ進んでください。

1. 「動詞」とは?

動詞について教える英語教師

英語で「動詞」は”Verb”と言います。
英文は、「動作をする人・もの」(主語)「動作」(動詞)で構成されています。

〈主語 + 動詞〉:まず先に「主語」置いて、その次に「動詞」を置きます。

(注意点)
ひとつの主語につき、ひとつの動詞しか使えません!

2.「動詞は2種類」(be動詞と一般動詞)

「動詞」には、下記の2種類あります。

①be動詞 :「〜である・〜にいる」という意味の動詞
〈原形はbe〉
②一般動詞 :be動詞以外の全ての動詞
一般動詞の代表do「〜する」〈原形はdo〉
※「原形」というのは、何も活用させていない元の形のことを言います。
基本的に、動詞は主語と時制に合わせて”活用” (形を変える事)させるため、原形のままでは使いません。また、辞書を引く際は、この「原形」で引くため「原形」を知らないと意味や発音を調べる事ができません。なので、動詞を覚えるときは、「原形」で覚えましょう。

関連記事:【5分で徹底解説】「動詞の原形」と活用必須の4つのパターンとは?

3.「be動詞とは?」(意味・一覧表)

be動詞一覧表

「be動詞」の種類

英語の動詞には、2種類あります。
『一般動詞以外は、be動詞』と覚えましょう!

「be動詞」の種類は、全部で6種類!
まず、原形が、”be”です。
そして、主語に合わせた形が、is, am, are, was, wereの5種類あります。

「be動詞」の意味は2つ!

⑴「〜である」(=を表す状態)
⑵「(〜に)いる・ある」(存在)

例文

⑴ be動詞の後に、名詞・形容詞を置きます。
I am Jane. 「わたしはジェーンです。」(名詞)
I am thirteen years old. 「わたしは13歳です。」(形容詞)
You are an English teacher. 「あなたは英語の教師です。」(名詞)
He is gentle. 「彼は親切だ。」(形容詞)
It is rainy today.「今日は雨だ。」(形容詞)

⑵ be動詞の後に、場所を表す副詞・前置詞句を置きます。
She is home.「彼女は家にいます。」(副詞)
My sister is in America.「私の姉は、アメリカにいる。」(前置詞句)
They are at the station.「彼らは駅にいます。」(前置詞句)

⇒例文で、形・意味・使い方をしっかり確認しましょう!

関連記事:【小・中学生向け】3分でよくわかる!英語基礎『動詞の種類』を完全解説!基本動詞一覧付き

4.「be動詞の使い方」( 現在形・過去形・未来形 / 否定文・疑問文の作り方)

英語の基礎を学ぶ学生たち

be動詞の活用(現在形・過去形・未来形)

動詞は、時制(現在形・過去形・未来形)に合わせて形を使い分ける必要がある!

英語には、『3つの基本時制』があり、be動詞もそれに合わせて使いましょう。

① 現在形

まず、「今」のことを表すためには「現在形」を用いましょう。
一覧表にある様に、be動詞の現在形は、is, am, areの3種類です。
(例文)
It is sunny.「天気がいい。」
I am at school.「今学校です。」
We are free now.「私たちは今時間があります。」

② 過去形

「過去」のことを表すためには、動詞を「過去形」にする必要があります。
be動詞の過去形は、was, wereの2種類です。
(例文)
It was sunny this morning.「今朝は晴れていた。」
I was at school then.「私はその時学校にいた。」
We were free yesterday.「私たちは昨日は時間がありました。」

③ 未来形

「これから」のことを表すには、動詞を「未来形」にしましょう。
〈will + 動詞の原形〉:動詞の形はいじらずに、直前にwillを置きます。
be動詞の未来形は、will beの1種類です。
※主語・動詞に関わらず、形は同じなので、未来形は簡単です!

(例文)
It will be sunny tomorrow.「明日は晴れだろう。」
I will be there next Saturday.「私は次の土曜日そこにいる予定です。」
We will be free after five.「私たちは5時以降時間が空く予定です。」

be動詞の否定文・疑問文の作り方

英語の文法が書かれたテキスト

be動詞の否定文・疑問文の作り方はとっても簡単で、否定文『be動詞の後にnotを置く』・疑問文『主語と動詞をひっくり返すだけ』です。

① be動詞の否定文

〈be動詞 + not〉: be動詞の後に、”not”を置きます。
(例文)
It is not easy.「それは簡単ではありません。」
I am not an English teacher.「私は英語の教師ではない。」
You were not home.「あなたは家にいませんでした。」
They will not back.「彼らは戻らないでしょう。」

※否定形には、「短縮形」というものがあります。
I’m not, isn’t, aren’t, wasn’t, weren’t, won’t (will not)

② be動詞の疑問文

〈Be動詞 + 主語 〜?〉:主語とbe動詞を、ひっくり返します。
ー〈Yes, 主語 + be動詞.〉/ 〈No, 主語 + be動詞 + not.〉
:返答の主語は、代名詞にします。
※Noの返答には、「短縮形」を用います。

(例文)
Is it easy?「それは簡単ですか?」 ーYes, it is. / No, it isn’t.
Are you an English teacher? 「あなたは英語の教師ですか?」
ーYes, I am. / No, I’m not.
Were you home yesterday?「あなたは昨日家にいましたか?」
ーYes, I was. / No, I wasn’t.
Was she back?「彼女は戻って来ましたか?」
ーYes, she was. / No, she wasn’t.
Will they be in the party?「彼らはパーティに来るでしょうか?」
ーYes, they will. / No, they won’t.

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英語基礎「be動詞」まとめ

動詞は英語の要であり、be動詞は最も基本となる動詞です。
一般動詞と違い、種類は数少なく、意味もシンプルなので、難しくありません。
英語学習の最初にbe動詞をきちんと把握して身につけておくことは、これからの英語の勉強のために、必須です。
曖昧な人は、一覧表をまずしっかり覚えましょう。
そして、意味や使い方について、例文を読んで理解を深めましょう。
自己紹介を英語で周りの人としてみると、簡単に身についていきますので、是非試してください。
そして、種類の多い一般動詞の学習に備えてくださいね。