皆さんは勉強の時、何を使っていますか?
「シャーペンとノート!」という声が圧倒的に多いようですが、「ボールペン勉強法」という勉強法を耳にしたことはありますか?

ボールペン勉強法とは

ボールペン勉強法とは、勉強にシャープペンシルではなくてボールペンを使う勉強法のこと。
ではボールペンにはどのようなメリットがあるのか、詳しく説明していきます。

ボールペン勉強法のメリット

1.考えた痕が残る!

ボールペンは鉛筆やシャープペンシルと違って消しゴムで消すことができません。(最近登場した消せるボールペンのことはいったん忘れてください。)
これは例えば数学など思考力が問われる科目の時には、考えた痕がきちんと残せるという利点があります。

数学でやりがちなミスは「答えの数字を覚えてしまうこと」。答えそのものを覚えてしまっては何の意味もありませんね。
本当に覚えるべきは「どう考えるのが正しかったのか」という部分。 ボールペンだとこの部分がしっかり残るので、自分の考え方のミスに気づきやすくなります。
当然、考え方がしっかりしていればほとんど間違えることはありません。

2.緊張感が生まれる。

しつこいようですが、ボールペンは消すことができません。そのため、書き間違えないようにしようとする緊張感が生まれます。
先ほど「ほとんど間違えることはありません。」と書きました。ほとんど、というのは計算ミスやケアレスミスが起こりうるから。

しかしながら、緊張感をもって勉強に取り組めば、計算ミスやケアレスミスを減らすことができます。そういった意味の利点もボールペン勉強法にはあります。

3.集中力が持続しやすい

シャーペンや鉛筆では必然的に「消す」という作業が発生します。 この作業のデメリットは集中力が途切れやすいということがあります。 具体的にはシャーペンから消しゴムに持ち替えた時に集中力が途切れやすいのです。
この作業だけは勉強に直結する行為ではないからかと思いますが、ボールペン学習であれば消す必要がないのでこのようなことが起きることはなくなります。

4.どれだけ勉強したかがひと目でわかる。

ボールペン学習には中身のインクが見える、筒が透明になったものがお勧めです。その理由は・・・もうわかりますね。インクの残量が目で見てわかるからです。

勉強の量を時間で測る人も多いかと思います。しかし、一時間ずっと勉強に集中していられる人は小学生・中学生ではまだ難しい人も多いのではないでしょうか。 学校の授業時間を考えるとわかりますね。小中学生の授業時間はおおむね1時間以内に設定されているはずです。 本当にいいのは勉強の量は勉強の内容で測ることです。例えば「今日は頑張ってこの内容を終わらせよう」などです。
勉強の内容を図る目安としてボールペンのインクの残量もまた効果的です。 書かないことにはインクは減らないのですから。
一本ボールペンを使い切った時の達成感はやみつきになりますよ!

ボールペン勉強法のまとめ

いかがだったでしょうか。家での勉強だけでもボールペンに切り替えてみるのもいいかもしれませんね。