自分の子供に良い家庭教師が付けば、子供の成績も上がり一安心と思う親は多いことでしょう。家庭教師の検討をされている方にもそういう考えの方が多いです。
 
しかし、何でもかんでも家庭教師に任せっきりでは良い結果を生まないこともあることをご存知でしょうか?ここでは、意外と難しい家庭教師と親の関係性についてお話ししたいと思います。
 

家庭教師と意識を合わせておきたいこと

家庭教師とどのような点で意識を合わせていった方が良いのかをご説明します。

 ・基本的な方針

 まず意識を合わせておきたいのが、基本方針です。
徹底的に苦手部分を克服させたいのか得意分野を伸ばしたいのか、厳しく教えて良いのか優しく接してほしいのかなど、勉強を進めるうえでの基本方針をすり合わせましょう。
 
そこには、親だけがよく知っている子供の特徴や性格、目標が深くかかわってきます。
 
例えば、ちょっと怒られるとすぐにへこんでしまうメンタルが弱い子供の場合厳し過ぎない方が良いですし、どうしても叶えたい夢があるならその目標に向かって学習計画を立てなければなりません。
 
家庭教師側としても、それらの情報をもらい親と今後の方針を決めることで、スムーズに進めることができるでしょう。

・問題が発生した時にコミュニケーションを取りやすいようにしておく

 最も大事なことは、親と家庭教師が緊密にコミュニケーションを取っておくということです。家に来た時ににこやかに出迎え、毎回軽く勉強の進み具合はどうですか?などという雑談を交わしておくことで、家庭教師との信頼関係が生まれます。
 
そして、勉強の進み具合が思わしくない、子供が何か悩みを抱えているなどという問題が発生した時に、すぐにコミュニケーションを取れるようにしておきましょう。
 

家庭教師に干渉しすぎてはダメなこと

逆に、親が家庭教師に干渉しすぎてはいけないことについてお話しします。

  ・教え方にまで細かく干渉する

この数学の公式を教えるならこう教えるべき、漢字などは最低3ページ書き取りさせるべきなどという、細かい教え方に対する過干渉は絶対にしてはいけません。家庭教師は自分なりに計画を立てて自分のやり方で教えようとします。
 
その内容に深く突っ込みすぎると教師は教えづらくなってしまい、指導力が落ちてしまうでしょう。その教師を選んだのならば、その教師のやり方に任せるべきです。

 ・教師自身の個人的な問題

 家庭教師がどの大学出身なのか、出身地はどこかなどという基本的な個人情報くらいなら良いですが、家族構成や家族の仕事、出身地、年齢、教師の恋人の有無などという個人的すぎることに深く立ち入るべきではありません。
 
特に地方だと東京や大阪などの大都市とは違いますので、少し注意のアンテナ感度を上げる必要があります。
 
そのようなことをしても意味がありませんし、教師の個人情報が守られません。
家に来てくれる家庭教師と仲良くしておきたいという気持ちが働くのかもしれませんが、あくまで家庭教師と教えられる子供の親という距離感を適切に保ちましょう。
 

家庭教師との距離感について

家庭教師との距離感についてお話してきました。
基本的な方針や普段のコミュニケーションは非常に大事ですが、そのやり方にまで深く干渉するべきではありません。
家庭教師と方針をすり合わせたのならば教師を信頼し、あとは任せてしまいましょう。
 
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